TOPINTERVIEW神戸で働く人ショウ タクウ

ショウ タクウ

ショウ タクウ

Company name /
ネスレ日本株式会社
Job type /
食品(外資系)
Countries &  
Regions /
中国
  1. 仕事内容
  2. 神戸で働く
    ことになった
    きっかけ
  3. 暮らし
  4. メッセージ
  5. 企業から
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仕事内容

学生時代のファイナンス専攻を活かし、利益・売上分析などをするのが主な仕事です

現在入社3年目で、入社以来さまざまな部署を経験してきました。今はEコマース部門のコントローラーチームでネット通販に関する仕事をしています。具体的には、財務関連とデータ作成、例えば利益や売上の分析などが主な内容です。難しい部分もありますが、お金の流れや商品の状況、トレンドが見られると同時に、非常に細かい分析も行うのでとても面白いです。毎日勉強になりますし、学生時代に専攻してきたファイナンスが役に立っています。
ネスレはスイスに本社を置くグローバル企業で、とても自由な雰囲気であり、ダイバーシティの環境があります。Eコマースの市場拡大のペースが速いので、私の経験だけでは難しいこともあります。私の部署にいるさまざまな国籍のメンバーの意見や知識を参考にして、担当している仕事を進めています。
世界中の様々な国に拠点があり、他国のコミュニケーション方法なども見ることができる職場です。また、好きなコーヒーに関わる仕事ができるのもとても嬉しいです。

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神戸で働くことになったきっかけ

神戸へはフランスで修士を取得した後、勉強を続けるために来ました

日本に来てからはずっと神戸に住んでいます。神戸の大学に通い、そのまま神戸で働くことになったという流れです。
私の出身は中国東北地方です。1993年生まれで、中国で大学を卒業してからフランスに留学し、修士を取得した後、日本に来ました。20代前半の頃にテレビドラマをきっかけに日本に興味を持ち、日本語を独学で勉強しました。当初日本に来た目的は、神戸大学のベンチャーキャピタルの教授の元で金融の勉強を続けるためでした。
勉強も続けたかったのですがそろそろ仕事もしたいと思い、2018年に就職活動を始めました。日本語だけで仕事をすることには少し不安があったので、日系の企業よりは、いざとなったら英語も使える外資系企業に的を絞り検討しました。
神戸にあるいくつかの外資系企業を候補として考えましたが、食べ物が好きなのでネスレにエントリーし、インターンとして入社することができました。社風もとても好きだったこともあり、そのまま社員として働くことにしました。

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暮らし

神戸は、自分のペースで生活ができ、日本ならではの文化も感じられる街です

世界中で、日本はキレイというイメージを持たれていると思いますが、神戸も例外ではなくキレイです。 私は人が多いところがあまり好きではないので、東京や大阪のような大都市より、神戸がちょうどいいと感じています。初めて日本に来た人でも海や山などの景色を楽しみながら自分のペースで生活を送れると思います。また、京都や大阪などの他の都市にも近く、休日には遊びに行くこともできます。
神戸で暮らしていて感動したことは、駅でお金とクレジットカードを落としたときの経験です。カードは拾ったのですが、お金に気付かずそのまま行こうとしたら、近くの女性がお金も落ちていることを教えてくれました。会社のみんなで食事に行った時も、財布を落としてもちゃんと帰ってくるという話題になって、本当にすごいなと思いましたね。世界中を見ても、そのような国は日本だけだと思います。

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メッセージ

働くからこそ触れられる日本文化があります

神戸での生活はとても楽しいです。コロナの影響で最近は自宅でドラマを見て過ごすことも多いですが、休日には旅行をしたり、違う街へ遊びに行ったりしていました。同僚や友人と京都にお寺を見に行くこともあり、とても充実しています。
仕事において、日本だからこそ経験できることがあるかどうかは、中国で働いた経験がないのでわかりませんが、仕事を通じて日本文化により深く触れることができ、勉強になることがたくさんあります。私の場合は、これから機会があれば同じ分野で他国でも働いてみたいとも思っています。
働いている中で難しいと思うことは、日本語、特にここは神戸なので、関西弁ですね。日本語には敬語などの表現もたくさんあります。何かを頼みたい時も日本語では「できないでしょうか」という表現をします。はじめは理解できませんでしたが、このような表現も日本で仕事をするからこそ触れられるものだと思います。
ぜひ、日本での仕事を通じて、より深く日本文化に触れてみてほしいと思います。

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企業から

「外国人だから」ではなくそこに必要な人材を採用しています

ネスレは、外国人だからという理由で採用はしていません。必要なポジションにマッチした人を採用するスタイルです。その前提で、国籍だけでなく性別や年代なども含め、ダイバーシティ・インクルージョンのカルチャーを推進しています。
ただ、外国人の方を採用することにより、社内の英語力の水準を高められるというメリットもあります。日本での採用だけでなくネスレの違うマーケットから来た社員もいます。当社もグローバルに展開する中、英語力は必須です。外国人の方が部署に入り必然的に英語を使う環境になることで、人事から見ても社員の英語の評価は高くなります。また、異なる文化で育った外国人の方は、考え方が違うというのも大きいです。外国人の方が一緒に働くことで、「新たな考え方を得られる」「違う観点で物事が見られる」ことを期待していますし、実現できていると思います。
日本での就職を考えている方がいらっしゃれば、ぜひネスレに新しい考え方や観点をもたらしてほしいと思います。
(HR ビジネスパートナーズ マネジャー 若松 環)
ネスレ日本株式会社HP