仕事内容
国際交流の大切さを学生に伝えていきたいです
大学の教員の仕事は研究、授業担当、大学の運営の三つの業務で構成されています。私は、国際経済学、開発経済学、マクロ経済学、ミクロ経済学、ゼミを担当しています。コロナ禍でオンライン授業が多くなっていますが、対面でもオンラインでも学生とよりよくコミュニケーションをとるために、できるだけ授業内でディスカッションに参加してもらうように学生に対して「参加ボーナス」を付与するなどの工夫をしています。18名が所属しているゼミでは、とてもフレンドリーな形で授業を実施しています。必ずディスカッションに参加してもらうことにより、最近では学生同士で自由な意見や質問が多く出るようになったことがとてもうれしく思っています。
基本は日本語で授業を実施していますが、本学は国際大学なので、学生に少しでも英語でコミュニケーションを取ってもらうために、時々英語も取り入れる授業の工夫をしています。おかげで学生達は自信を持って少しずつ英語を話せるようになっています。大学の業務は様々ありますが、例えば昨年に校内の国際交流委員会でスピーチコンテストの審査をしました。本学のスピーチコンテストに日本人の学生たちと留学生たちが参加し、国際交流の場になっています。以前に私自身も日本語弁論女子留学生全国大会で「武道を通じての人間形成」をテーマにスピーチをして優勝した経験があることから、国際交流を通して積極的に意見交換をする大切さを学生に伝えていきたいと思っています。