TOPINTERVIEW神戸で働く人ホープ サラ カヨテイ

ホープ サラ カヨテイ

ホープ サラ カヨテイ

Company name /
株式会社 神戸ポートピアホテル
Job type /
ホテル・観光
Countries &  
Regions /
アメリカ
  1. 仕事内容
  2. 神戸で働く
    ことになった
    きっかけ
  3. 暮らし
  4. メッセージ
  5. 企業から
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仕事内容

この仕事を通して、自分にとって通訳が大好きな仕事だと知りました

私は入社して約1年で、営業コンベンション部のチームリーダーをしています。仕事内容は、主に大きな学会や宴会の通訳と運営です。具体的には、英語での海外からのお問い合わせ対応、見積の作成、レストランのメニューや外国人向けの客室資料作成、イベント当日に海外のお客様がいらした時のご案内、イベントでの通訳などです。外国人の私がいることで海外のお客様にも安心して当ホテルをご利用頂けているのが嬉しいです。
私は通訳の仕事が本当に大好きです。その場で訳す必要があるため、プレッシャーもありますが、その分やりがいがあります。様々な分野の重要な会議に関わり多くの経験ができるのは、英語という強みを生かした通訳という仕事だからこその魅力だと思います。
仕事では、人間関係を大切にしています。通訳なのでもちろん英語・日本語という言語も大切ですが、やはり根本にあるのは心のコミュニケーションだと思います。お客様の考えに目を向けることを心がけています。

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神戸で働くことになったきっかけ

神戸で英語の先生をした後、日本に残って通訳の仕事がしたくて今の会社に決めました

日本に興味を持ったのは、父の友人の奥さんが日系アメリカ人だったこと、そして父が日本のアニメが好きで子供の頃からよく一緒に見ていたのがきっかけです。漫画家になりたくて、アニメが作られている日本に行くのが夢でした。すると日本に行きたいなら日本語ができることが条件だと母に言われ、日本語を勉強できる高校を選び、日本人の家庭教師にも教わっていました。
その後、アメリカの大学で美術を勉強していましたが、日本に行く夢をあきらめきれず、大阪の関西外国語大学に1学期留学をしました。卒業後は、アメリカの空港で日本語を使うアルバイトをしながらJETプログラム(英語指導などを行う外国青年招致事業)に申込み、再度、来日し神戸市立の小・中学校で5年間先生をしました。
契約終了後、JETプログラムの先輩の紹介で、現在の仕事を始めました。ビザの関係で早く仕事を決めなければならず、アルバイトで通訳の楽しさを知っていた事もあり、すぐに入社を決めました。プライベートでも当ホテルを利用したことがあり、こんなきれいな場所で働けることも魅力的だと思いました。縁があったのだと思います。

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暮らし

神戸は交通の便もよく、住みやすい街です

私の出身はアメリカのシカゴです。シカゴは大都市で神戸はシカゴに比べると小さな街なので、住み始めた頃はすこし物足りなさもありましたが、慣れるととても住みやすい街です。地下鉄やJRなど交通も発達していて便利です。また、神戸は長い歴史の中で海外とのつながりが深く、独特の雰囲気がありますね。また、同じ神戸市内でも少し離れると違う雰囲気になるので面白いです。
神戸で生活をしていて、英語対応をしている病院などがもっとあればいいなと思います。日本語で診察を受けることはできますが、いざというときには母国語でも話せると安心だなと思います。
休日はJETプログラムで知り合った外国人と遊ぶことが多いです。神戸にはアメリカ人だけでなく色々な国の人がいます。絵が好きなので、絵を見に行くこともあります。

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メッセージ

日本で働こうか迷っているなら、まずは日本に来ることが大切だと思います

通訳の仕事をしてみて、日本はネイティブの英語を必要とされていると強く感じます。通訳は、アメリカでは英語が話せる日本人の方を求められるので、日本で活動している方がチャンスが多いと思います。
神戸に限らず日本で働こうか迷っているならば、たとえ理想の仕事ではなかったとしても在留資格をもらい、とにかく日本に来ることが大切だと思います。まずはビザを取得して、日本で働くドアを開いて、そこから自分にぴったりの仕事を探せばいいと思います。
私の場合は入口がJETでした。元々、学校の先生をしたかったわけではありませんが、JETをきっかけに日本で仕事をみつけることができました。さらにJETの先輩の紹介で今の会社に出会うことができました。日本に来ることで、様々な出会いがあるかもしれません。神戸は大企業も多いので、迷っているのであれば、まずは神戸に来てみてください。

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企業から

母国語を生かして海外のお客様に安心をお届けできる魅力的な仕事です

当ホテルは、MICE、中でも特にコンベンションに焦点を当てています。そのため、インバウンド以外に、学会や国際会議などビジネスで来られるお客様が多いです。海外のお客様に安全かつ安心してご利用頂くために、外国人スタッフの存在はとても重要だと思います。英語圏だけでなく、中国語圏や厨房にはイタリア人のスタッフもいます。
また、外国人を採用することで、日本人スタッフにもいい刺激になっていると思います。語学が堪能なスタッフは宿泊関係に限られていて、レストラン部門では語学への苦手意識があるスタッフも多かったですが、外国人スタッフとともに働くことで語学力の重要性を再認識するきっかけになっています。社内でTOEICの受験や英会話の勉強を始める人も増えてきました。
神戸は国際色豊かな街なので、外国人の方にとっては、ご自身にとっての母国語を発揮できるチャンスの多い場所だと思います。当ホテルは、特にコンベンションに焦点を当てているので、国際会議などの経験もできます。そして外国人であることが海外のお客様に安心をお届けできる魅力的な仕事だと思います。
(管理部 人事総務部 人事副支配人 木村 寿代)