TOPINTERVIEW神戸で働く人キュウ レイヨウ

キュウ レイヨウ

キュウ レイヨウ

Company name /
P&G ジャパン合同会社
Job type /
生活用品(外資系)
Countries &  
Regions /
台湾
  1. 仕事内容
  2. 神戸で働く
    ことになった
    きっかけ
  3. 暮らし
  4. メッセージ
  5. 企業から
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仕事内容

どんな人でも垣根なく働ける環境が作りたい、そんな想いで仕事をしています

人事部門において、社内広報・人事データ分析・IT部門の人事の3つの仕事を担当しています。
社内広報では、社内ウェブサイトやニュースレターの監修・編集や社内イベントの主催地震など緊急事態の際の社員の安否確認等を担当しています。人事データ分析は、人事データを基に様々な報告書の元となる資料を作成する仕事です。IT部門の人事では、部署のビジネス的な需要に沿って、必要なサポートを提供する仕事です。
今の自分の仕事の一番のミッションは、社内広報を通して、会社の中で働いている全員がビジネスの戦略を理解し、各々が最大限のパフォーマンスを発揮できるような気持ちよく働ける環境を作ることです。
私は、立場や働き方に関わらず、どのような人でも同じように接することを心がけて仕事をしています。どんな人も垣根なく働ける環境を作っていけたらいいなと思い、ニュースレターにエディターコーナーを作って、自分のちょっとした気づきや発見を共有することにより、誰でも楽しめる内容を掲載しています。

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神戸で働くことになったきっかけ

京都大学大学院へ留学し、関西圏の仕事を探す中で神戸にある当社に就職しました

日本に興味を持ったきっかけは、父が船乗りの仕事をしていて、私が16歳の頃に神戸に赴任していたことです。その時に1ヶ月近く父を訪ねて神戸に滞在しました。当時は学校の勉強が忙しく日本語を勉強しようとは思いませんでしたが、大学3年生になり就職や将来のことを考え始めた時に、日本語の勉強を始めました。そして、日本・台湾の交流協会から奨学金をもらえることになり日本への留学を決めました。
大学では農学が専門で、大学院では食育に関して、中でも子供向けの食育絵本について研究していました。今の仕事とは全く関係ないですね。
神戸で働くことになった経緯は、京都で勉強していた時に日本舞踊の若柳流で名取をとり、弟子として先生を手伝う必要があるので、関西圏での就職を考えました。京都にある会社にも内定を頂いたのですが、働く目的として「人の役に立ちたい」というのがあったので、自分の中の働くイメージに合ったP&Gを選び神戸に来ました。働くのは今の会社が初めてで、2019年4月に入社しました。

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暮らし

神戸は歩いても自分が外国人だと感じない、心地いい街です

神戸はダイバーシティの溢れた街で、色んな国籍や人種の人がいて、街自体の雰囲気として歩いていても自分が外国から来た人と思わないですね。それだけではなく、神戸の自然環境もすごく魅力的ですね。私は都会の三宮に住んでいますが、徒歩圏内に山と海があり一日で両方に遊びに行くこともできます。それが私の育った台北にはない環境で、とても気に入っています。
また、大阪や京都などの近隣都市へのアクセスもいいので、休みの日には京都へ日本舞踊のレッスンに通っています。
私は今28歳なのでそろそろ結婚も考えていて、結婚してからも神戸で暮らし、この土地で子育てをしていきたいです。仕事では、引き続きP&Gで頑張っていきたいと思っています。

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メッセージ

まずは自ら肌で感じて、好きになったら神戸に決めたらいいと思います

もし、神戸に来ようか、日本で働こうか迷っている人がいたら、直感で決めたらいいと思います。実際に神戸に来て環境を見て、好きになったらここに決める、という感じですね。就職が決まるかは企業との相性だと思うので、心配する必要はないと思います。企業は実際に働いてみないと分からない部分もあるので、自分のイメージを大切に合う会社を選んでください。
私は神戸でP&Gという会社に出会って、自分らしく働けています。私は自分では典型的な台湾人ではないと思っていて、台湾にいながら自分に違和感があり、日本にいても自分が日本人になるわけではありません。当社はそんなことを考えなくてもいい環境でとても居心地がいいです。
関西圏では神戸より先に大阪や京都をイメージする外国人の方が多いと思いますが、人も多すぎず暮らしやすい、ちょうどいい街が神戸だと感じています。人種や国籍を気にせずに誰でも同じようにカフェに行って、メリケンパークに行って、垣根なく楽しめる街だと思うのでおすすめです。

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企業から

P&Gは一人ひとりの良さやバックグラウンドを活かせる会社です

当社には、外国籍採用枠はありません。あくまでも、P&Gで活躍できる資質を持った優秀な人材を求めた結果、その人材が日本人でなくても国籍を問わずに採用するという考えです。ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容と活用)を推奨していることもあり、特別に意識して採用している訳ではありませんがどの部署においても日本人以外の方が働いています。
当社は消費財のメーカーなので、さまざまなお客様に向けて製品を提供しています。そのため、製品開発やブランディングにおいて消費者ニーズを踏まえるために、社員が色々な違う視点を持っているということはとても重要です。多種多様な社員のそれぞれ違う観点から色んなアイデアが生まれ、製品開発につながることもあります。
当社は、それぞれの違う視点を大切にするとてもフラットな企業です。その風土は、外国人の皆さんにとっても自分の良さやバックグラウンドを活かせる会社だと思います。
(ヒューマン・リソーシズ 生産統括本部 シニアマネージャー 門田 保子)