TOPINTERVIEW神戸で働く人カーペルス スティーブン マルゲリート エイ

カーペルス スティーブン マルゲリート エイ

カーペルス スティーブン マルゲリート エイ

Company name /
伊福精密 株式会社
Job type /
製造業
Countries &  
Regions /
ベルギー
  1. 仕事内容
  2. 神戸で働く
    ことになった
    きっかけ
  3. 暮らし
  4. メッセージ
  5. 企業から
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仕事内容

日本の金属加工技術を神戸から世界に広めていきます!

金属の精密加工や金型加工を行う会社で仕事をしています。今年から働き始めたばかりなので、先輩たちに業務を教えてもらいながら日々、勉強しています。実際に働いてみて感じていることは、入社する前に持っていたイメージ通りの雰囲気で、みなさん親切で優しく接していただき、とても働きやすく感じています。
当社は、精密部品の作成や金属加工の他にも、お酒を飲むときに使う酒器の製作や金属3Dプリンターを使った3D金属造形サービスという最先端技術と設備を駆使した業務も行っています。そのような製品や技術、サービスを世界に広めていくうえで必要となる日本語の資料を英語に翻訳したり、資料作成などを行っています。
日本語力をさらに磨くために、英語で用意されているプレゼン資料を日本語にして、社内で発表するという機会もいただいております。引き続き、日本語のスキルを上げて、当社で3DのCADデータに関係する業務を担当できたらと思っております。

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神戸で働くことになったきっかけ

ベルギーでは生物学、日本では応用情報科学を学んで神戸に来ました!

私は、ベルギーで生まれ育ちました。6歳くらいの時に日本のアニメや映画に出てくるキャラクターがとても好きになったことをきっかけに、日本に興味を持つようになりました。26歳の時に初めて旅行で日本を訪れてから、毎年のように日本へ遊びに来るようになりました。
関西のリーズナブルなゲストハウスに滞在しながら観光したり、日本人との交流を楽しみながら日本の魅力に惹かれ、いつかは日本で生活したいと思うようになりました。
当時は、ベルギーの高校で臨時教師として物理、科学、生物学を教えていました。その後、30歳の時に日本へ行く決意をして、兵庫県の大学院に入学し応用情報科学を学びました。そして、2019年の神戸市主催の留学生向けジョブフェアで現在の職場に出会い、働きたいと思いました。
自分がベルギーで学んだ生物学とは違う分野でしたが、日本で学んだ応用情報科学は役に立つと思いました。また、社長が生物学を学んだことがあると面接のときに聞いて、さらに親近感が湧きました。それで、神戸で仕事をすることに決めました。

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暮らし

神戸には、国際的な人脈形成のチャンスがたくさんあります

神戸では自分の母国ベルギーで経験できないことが、いろいろできると思います。神戸に住んでいて大変だとか、とても困ったということは、今までのところほとんどありません。神戸はとても便利であり、優しい人が多いので暮らしやすい街です。
そして、いろいろな国からたくさんの人が勉強や仕事のために神戸にやってきているので、国際的な友達を作ることができます。私は、3年間住んでいた兵庫国際交流会館でいろいろな人たちとの交流が生まれて、日本で国際的な人脈を作るきっかけになりました。
これは神戸で暮らすからこそ得られる大きな魅力だと感じています。そして、以前から憧れていた淡路島が近くにあり、観光や遊びに行ける場所が近くにある環境も神戸のいいところだと思います。
神戸では毎年いろいろなイベントが開催されるので、そういったところに出かけていろんな人や物を知る楽しみもあります。

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メッセージ

日本で働くという夢をあきらめずに追いかけてほしいです

自分の国から遠く離れた地で暮らして、仕事をするという夢を持っている人は多いと思います。それでも、いざ実行に移そうとすると、やらないといけないことが沢山あることが分かり、思っていたよりスムーズに計画が進まないとことがあるでしょう。
そうなると、これまで長い間ずっと追いかけてきた夢を本当に実現できるのだろうか、本当に日本に住めるのだろうか、日本語は話せるようになるのだろうかと心配が大きくなって、あきらめてしまいたくなるかもしれません。
それでも、私は日本に来て働きたいと思っている外国人の皆さんには、夢をあきらめないでほしいと思っています。あきらめずに努力すれば夢を実現することができます。神戸は親切な人たちが多く暮らしやすい街です。国際的な交流もあって友達が作りやすく、初めて日本で働く外国人にはおすすめの場所です。
私もすっかり神戸が気に入ったので、将来は家族と一緒に神戸で生活したいと思っています。

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企業から

世界に後れを取らないためには外国人材がどうしても必要

今までは、外国人エンジニアを主に募集採用してきており、ベトナムやブラジルの出身の方たちが現在も働いています。しかし今回は、営業職で英語が話せる人材という条件で募集をしました。その理由は、弊社の技術を世界に向けて発信するという目的があります。
当社は金属の精密加工や3D金属造形を得意としています。この3Dプリンター分野は日本が世界に遅れをとっているといわれています。それで、この分野で世界に発信していくにはネイティブスピーカーが必要と判断し募集採用に至りました。加えて、柔軟な考え方を会社に取り入れるという目的もあります。
外国人従業員の皆さんは仕事に対して一生懸命に取り組んでくれているので、その業務に対する姿勢が社内に良い影響を与えていると思います。
私自身、神戸生まれ神戸育ちで、神戸から出たいと思ったことがありません。とても居心地が良く生活しやすい地域なので、仕事も続けやすい場所です。それで、日本で仕事がしたい外国人にはおすすめの街です。
(代表取締役社長 最高技術責任者 伊福 元彦)