TOPINTERVIEW神戸で働く人メソレッラ・チンツィア

メソレッラ・チンツィア

メソレッラ・チンツィア

Company name /
株式会社 神戸酒心館
Job type /
食品
Countries &  
Regions /
イタリア
  1. 仕事内容
  2. 神戸で働く
    ことになった
    きっかけ
  3. 暮らし
  4. メッセージ
  5. 企業から
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仕事内容

日本酒の伝統を世界に伝える仕事は、毎日新しい発見がいっぱいです

日本酒を海外の人に紹介する仕事をしています。具体的には、販売や試飲などの接客対応や酒蔵見学の案内をしています。デジタルマーケティング担当としてSNSで広報活動も行っています。
日本酒に対して興味はあっても知識や馴染みがない外国人のお客様がたくさんいます。そのようなお客様に対して日本酒造りの伝統を紹介することはとても楽しいです。
日本酒の世界は奥が深く、大変なことも多いですが毎日仕事が終わるたびに、「この仕事をしていてよかった」と感じます。お客様に日本酒が好きになった、と言ってもらえることが何よりの喜びです。だからこそ、酒蔵見学では、いろいろな質問にもお答えできるように事前にたくさんの勉強をしています。
仕事をする上では、お客様を尊敬し、笑顔で丁寧に対応することを心がけています。職場の同僚と一緒に仕事をして、その大切さがよりわかるようになりました。母国のイタリアでは経験ができない貴重な体験をこの仕事を通じて得られています。

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神戸で働くことになったきっかけ

神戸大学への短期交換留学がきっかけで、神戸に住んで仕事をするようになりました

小さい頃から日本のアニメに興味があり、日本で有名な少年向けのアニメをよく見ていました。そうするうちに字幕ではなく、日本語のままで理解したいと思うようになり、イタリアの大学で日本語を学び、3年生の時には神戸大学で5カ月間の交換留学を体験しました。
イタリアに帰国してからもずっと神戸に戻りたい、もっと日本語が上手になりたいと思い、神戸の日本語学校に入学しました。
日本での就職活動はとても苦労しましたが、学校の先生に大変お世話になってこの会社を見つけることができました。日本以外での就職の可能性も考えましたが、人が優しく生活がしやすい日本を選びました。
また食べ物もとてもおいしく、短期留学の時は一生に一度のつもりで神戸牛を食べましたが、いまでは身近な存在になりましたね。最初に留学した時からいつか神戸で暮らしたいと思っていましたが、それを実現させることができてとてもうれしいです。

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暮らし

神戸は私にとって住むのに最適の町。これからもずっとここで生活をするのが夢です

神戸は住むのに最適の街だと思います。初めて日本へ留学に来た時からすっと思っていることですが、他の都市に比べても、コンパクトで居心地がよいですね。そのように思うのは、私自身がイタリアの田舎育ちということもあるかもしれません。
さらに利便性もよく、大阪や京都はもちろん、九州や四国にも出やすい。東京へも3時間あれば行くことができます。大きな都市にも魅力はありますが、私にとって住むのはやはり神戸です。休日は友人とお茶を飲んだり散歩をしたり、リラックスして過ごしています。神戸には素敵な観光スポットがたくさんありますね。オンとオフを切り替えて仕事もプライベートも楽しみたい人にはぴったりです。
それに神戸はみんな優しい人ばかりです。私のように日本語を話す外国人に本当にやさしいです。神戸に住むようになってたくさんの人のあたたかさに触れました。多くの外国人に神戸の良さを知ってもらいたいです。

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メッセージ

多くの外国人に神戸での生活を体験してもらいたい。仕事の機会もたくさんあります

イタリアの大学に通っていた時、日本での生活に興味はあっても、ヨーロッパなど日本以外を選ぶ友人もたくさんいました。日本での生活に不安を持つ外国人は多いと思います。特に言語面での不安を感じてしまうようです。
日本には魅力的な都市がたくさんありますが、中でも神戸は外国人にとってとても住みやすい街だと感じています。私は神戸で多くの人に支えられてここまで頑張ることができています。
私は、日本酒を世界の人々に伝える仕事をしています。今は世界中の人と会えるこの仕事に誇りとやりがいを感じていますが、日本での就職活動はわからないことだらけでした。その時に日本語学校の先生が親身になって相談に乗ってくださり、一緒に仕事を探してくれました。これが私と神戸を結び付け、前に進む力となりました。
神戸には会社が多く、外国人が働く機会が多くあると感じています。多くの外国人に、是非神戸での生活を体験してもらいたいですね。

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企業から

一人一人の個性を生かし、日本人社員とともに学びあえる職場です

当社には2名の外国籍社員がいますが、本当に勉強熱心で日本人社員にとっても大きな刺激となっています。わからないことはきちんと聞くという積極性があるので、教える立場としては間違えてはいけないし、自分も責任をもって勉強するようになる。日本人社員もこういった異文化コミュニケーションという視点で学びが大きいと感じています。
また今後海外からのお客様が増えていくことから、外国籍社員の必要性は高まっています。デジタルマーケティング業務、新商品の企画など当社の中心的社員としてますます活躍していってもらいたいです。これから当社にとって、外国人材採用が採用計画の柱になっていくことは間違いありません。
最後に、国際都市ともいえる神戸には外国人の方が活躍できるチャンスがたくさんあります。観光地としての魅力も高く、興味深い文化や歴史もあり、グルメも堪能できます。また震災からの復興などこの街だからこそ学べることも多いはずです。
生き生きと働ける街・神戸に、多くの外国人のみなさまに来ていただきたいですね。
(営業推進部 部長 坂井 和広)
株式会社 神戸酒心館HP